ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [映画]
なんとなく観に行きましたが、観て損はなかったです。
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
ストーリー:80歳代の身体で誕生し、その容姿故に産まれた直後に捨てられたベンジャミン・バトン(ブラット・ピット)。成長する毎にどんどん若返ってゆくその身体と、心は実年齢のままというギャップに悩まされながらも、いろいろな人と出会い、恋し、別れを経験してゆく男の奇妙な人生ドラマ。
感想:
ブラット・ピット主演映画と言うことで、ちょっと派手目の映画を想像していると肩すかしを食らうかもしれません。
もちろんハリウッド映画らしくCGをふんだんに使っているし、お金もかけているなぁというシーンもあることはあるのですが、主人公ベンジャミンが「だんだん若返ってゆく」という設定以外は、ある意味普通の人生です。
いろんな人と出会い、恋をし、別れ、時に意外な場面で再会し、そこからいろんな事を学んでゆく姿は我々の人生と重なる部分も多いのではないでしょうか。
ものすごく盛り上がるようなシーンもなく、淡々としていながら決して飽きさせず(と言ってもこれは個人的感想で隣からイビキが聞こえてもきましたが・・・)、やがて子どもとなり赤ん坊になってゆくラストは何故かわからないけれど涙が止まりませんでした。
この映画が伝えたいことはいろいろあるんだと思いますが、一言で言えばテレビCMでもおなじみのこのセリフでしょうか。
「人生とは、素晴らしい」
評価:☆が5つで満点。★は半分。
☆☆☆★(ファンはもちろん、それ以外の方も)
歳を取るにしろ、若返るにしろ今と言う一瞬を生きることに変わりはないのです。だからこそ大切にしなければならないのですよね。
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