「サマーウォーズ」 [映画]
いやぁー、面白かったです。日本のアニメは凄い!
「サマーウォーズ」
物語:
高校2年の夏休み、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、憧れの先輩、夏希にアルバイトを頼まれる。二人が辿りついた先は、長野にある彼女の田舎。そこにいたのは総勢27人の大家族。そこで健二は突然、夏希から「フィアンセのフリをして」と頼まれてしまう。
賑やかな親戚の面々に気圧されながら、必死に「フィアンセ」の大役を果たそうと奮闘する健司だったが、翌朝世界は大きく一変していた。健二を騙る何者かが、世界を混乱に陥れていたのだ。
「私たち一家でカタをつけるよ!」
栄の号令のもと、健二と夏希、そして陣内家の面々が、一致団結して世界の危機に立ち向かう!
感想:
なんだか導入部分だけ見ると男子高校生の妄想みたいな展開ですが(笑)、これがどんどん話がテンポ良く進みまして、クライマックスまであっという間。非常に楽しめました。
今や「ポスト・ジブリ」とまで言われている細田監督ですが、この作品も大人から子供までみんなが楽しめる作品になっています。
田舎の大家族 VS 最先端IT仮想世界 という設定もなかなか面白いし、仮想世界「OZ(オズ)」のデザイン、世界観もかっこよくて、可愛らしいです。ちょっと村上隆っぽいのはかつて一緒に仕事をしたから?
自分が最近痛感しているのは、仕事でも何でも一人で出来る事ってたかがしれているということ。
でも、だからこそ人に頼ったり、頼られたりすることが必要で、そういったことができる最も身近で最も強い結びつきが「家族」なんだろうなぁとこの映画を観てふと思い出しました。
この映画、一人で観ても十分楽しめますが、家族で観るのもいいかもしれませんね。
評価:☆が5つで満点。★は半分。
☆☆☆☆★(日本が誇れるアニメーション)
これは作品の評価とは関係ないけれど、ちょっと残念だったのは自分は花札のルールを知らないこと。それでも十分楽しめましたけれど、きっと知っていた方がもっと楽しめたかなぁ。
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