「デトロイト・メタル・シティ」 [映画]
「ハンコック」とどちらを観るか迷ったあげくこちらを観ました。
正解だったかどうかは・・・わかりません(笑)
「デトロイト・メタル・シティ」
物語:根岸宗一(松山ケンイチ)はオシャレな渋谷系シンガーを目指して上京。しかし、なぜか悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ(D・M・C)」としてデビューさせられ、それが大ヒット。なんとかバンドを抜けだし、オシャレな歌手として活躍したい想いとは裏腹に、どんどん「D・M・C」信者は増加、はたして根岸の運命は?そして相川さん(加藤ローサ)との恋の行方は?
感想:
自分はかつて夜勤有りの職場にいまして、夜勤明けの平日昼間に良く映画を見に行っていました。
なんでそんな話をするかといいますと、夜勤明けのちょっとぼーっとした頭で観るにはちょうど良い作品だなぁと思ったので(笑)
ちなみに「マグノリア」を徹夜明けで観たときにはちょっと頭痛がしました(笑)
あ、これはひどい映画だったという意味ではありませんよ。逆に凄い名作だと思っていますので是非ご覧下さい。
ちょっと話が逸れました。
実際のコントなどでもたまにそういった場面がありますが、ロックなバンドの人たちのメイクって、一歩間違えるとコントなんですよねぇ。
それに加えて、パステルカラー調のインテリアにアロマキャンドルなんかをやっていそうなオシャレOLが聴いていそうなスイーツ系(笑)ミュージックを素の根岸宗一がクネクネしながら歌う様とか、笑ってしまうというか、ちょっと痛々しい(笑)
つっこみどころがいっぱいあるので、友人同士や恋人同士で見に行くのにも良いと思います。見終わった後、会話が盛り上がる映画と言う意味ではデートムービーに良いでしょう。
それにしても松山ケンイチは何でもありですな。大和からLから獣医からデスメタルまで、とにかくやりきってしまうんですから。しかし、この映画の中で言えば主人公にも負けない、というか若干食い気味なはじけっぷりをみせているのが女社長役の松雪泰子。いきなり「そんな音楽じゃ濡れねーんだよ!」って(笑)
一生心の中に残り続けるようなタイプの映画ではありませんが、たまにはこういうタイプの映画もありですね。個人的にはカップルでレイトショーで観るのが最適かと思われます。
評価:☆が5つで満点。★は半分。
☆☆☆(空っぽになって観ましょう)
実際の渋谷系の大御所、それからデスメタル界の大物も出演しています。
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